長身・痩せ型の方が、既製品のパジャマを買うとき、自分のバストやウエストに合ったサイズを選ぶと、袖丈、ズボン丈などが短くて、まるで七分丈、六分丈のようになってしまいます。

夏に着る服は半袖なので問題ないですが、夏以外の、春、秋、冬はどうしても長袖のロング丈が必要になりますし、とくにパジャマは長袖のものが多いですよね。丈感が合っていないパジャマ姿やルームウェア姿を、家族だけならまだしも、泊まりにきた親戚や宅配ドライバーなどの他人に見られるのは恥ずかしいと悩まれている方がけっこういらっしゃいます。

女性で身長の高い方で、しぶしぶメンズのパジャマを買っている方もいらっしゃいます。レディースのパジャマの場合、サイズが2L、3Lと大きくなっても袖やズボンがロング丈、トールサイズ（tlサイズ）にはならず、M、Lと丈があまり変わらないものがほとんどです。

日本人は横に大きくても、低身長の方が多いため、既製品のパジャマはそのようなサイズ感になっていることが多いんですね。身長が高い女性で、しぶしぶメンズのパジャマやルームウェアを着ているけど、当然レディースパジャマの女性らしい、かわいいデザインの方が良いですよね。

男性で長身・痩せ型の方が、身長に合わせてLや2Lサイズのパジャマを買うと、バストやウエストがぶかぶかになってしまいます。

パジャマはゆとりのある大き目くらいをおすすめしていますが、ぶかぶかすぎると寝返りなども逆にしづらくなるので問題です。とくにウエストが緩いとズボンがずり落ちてしまうので、自分でゴムをきつくしたりと苦労されている方もいらっしゃいます。

ズボン丈が短いと、とくに冬場は足首が冷えてしまいます。夜眠るときに足首が冷えると寒くてなかなか寝付けませんし、足首などの関節などを冷やすことは自律神経に支障をきたし、頭が重い・イライラする・疲労感が取れない・よく眠れないといった不定愁訴の原因にもなります。そのために冬場はいつもレッグウォーマーを手離せないというお悩みです。

他にも同じ理由で袖丈が短くて、冷やさないように常にリストバンドを付けているという方もいらっしゃいました。

海外ブランドの洋服やパジャマは日本規格よりも1〜2サイズ大きめの場合が多く、身長も日本人より平均身長が上回っているため、長袖もロング丈です。

ただ、海外ブランドは高価なものも多く、いつでもどこでも購入しづらいことが難点です。人によっては、ある通販カタログでやっと見つけた海外ブランドのロングパジャマを次いつお目にかかれるか分からないからと、8枚くらいまとめて買われたというお話も聞きました。やはり欲しいときに欲しいだけ安定的に購入できるショップがあると心強いですよね。