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麻、リネンのお洗濯、お手入れについて

当店でも人気の麻。麻とリネンは違うの?お洗濯は?産地がいろいろあるけど違いはあるの?
今一度、洗濯方法やお取り扱いを確認してみましょう。

麻・リネンの素材をしる

リネンの歴史

リネンは人類最古の繊維といわれ、紀元前10,000年頃から衣服や日用雑貨などの人々の暮らしの中で親しまれてきた素材です。
古代エジプトでは、神官の衣服や神事に用いられたり、ミイラを包んでいた布もリネンです。
麻がいつ、どのようにして日本に渡来したのかは不明ですが、縄文時代の極めて早い時期に生育していました。

日本でリネンが本格的に栽培されるようになったのは明治20年頃からで、第2次世界大戦中には主に軍用品の素材として利用されていましたが、戦後は資材や衣料繊維へと利用が広がり、皇室や一流ホテルなどで、リネンが採用されるようになりました。

麻の種類

リネンやラミー、ヘンプ、ジュートなど約20種類がありますが、現在「家庭用品品質表示法」で「麻」として表示できるのはリネンと苧麻(ラミー)だけであり、大麻(ヘンプ)は指定外繊維です。

・リネン

リネンとは、草丈80cmほどの亜麻科の1年草です。淡紫色の可憐な花がさきます。 通気性・吸水性に優れ、シャリ感のある風合いにより、汗ばんでも肌に密着しない、蒸し暑い日本の夏にぴったりの素材です。

・ラミー

ラミーは熱帯、亜熱帯地方で成育する多年草の植物です。通気性・吸水性に優れ、汗ばんでも肌に密着しないサラリとした清涼感が特長です。 上品な光沢があり、天然植物繊維の中で最高の強度を持っていると言われています。

リネンの産地

現在世界のリネン生産高はヨーロッパが90%以上を占め、中でもフランスが約80%、次いでベルギーが約15%、オランダ、ポーランド、チェコと続きます。

・アイリッシュリネン

アイリッシュリネンは、主にヨーロッパ北部で栽培される麻。リネンの中でも最高品質のリネン生地のひとつとして有名です。
摩擦に強く丈夫なので、洋服といった衣料品だけでなくバッグなどの素材としてもよく使われています。肌に着かず,涼感とソフトな風合いが特徴。フレンチリネン以上に高級なリネン素材。摩擦に強い点などが特徴とされる。

・フレンチリネン

フレンチリネンは、品質の良いリネンで知られるフランス産。涼しい気候と豊富な水に恵まれた、フランス北部で栽培された亜麻からは、最上級のリネン生地が作られます。
風通しが良く、肌触りも良い高品質のリネン素材。ずっと触っていたくなるほど優しくやわらかな肌触りとシャリ感をあわせもち上品な光沢があります。長く着るほどに肌に馴染むのが特徴です。

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リネンパジャマの豆知識

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リネンは国際的分業が進んでいて、アイルランドで織られるリネンの原料も、じつはほとんどがフランスの畑で収穫されたものを、ベルギーで繊維に加工したものなのだそう。逆に、農業国フランスには広大なフラックス畑があり、農作物としてのフラックスをたくさん作っているものの、布を織ったり、製品を作る産業というのはフランスの中では少なくて、その後の工程はほとんどベルギーやアイルランド、イタリアなどで行われているのです。

リネンの特徴

・ヒンヤリ、体温を下げてくれます

熱伝導率が高く、放熱性に優れているので、触っただけでヒンヤリ

・サラっとムレにくい

綿に比べ吸湿性が約1.5倍、放湿性が約1.4倍。肌に密着せずサラサラ

・抗菌効果が高い、汚れをはじく

汗をかいてもバクテリアの発生率も低く、また汚れも落としやすい

・耐久性抜群

強度が高くへたりにくいく、洗うたびに柔らかく、風合いが増す

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縮みについて

天然繊維は必ず縮みます

リネンは天然繊維の中でも水による縮率が高く、綿と比べても、より縮みやすい性質があるといえます。リネン100%だと5~10%程度縮む場合もあります。織りや加工にもよりますが、必ず洗濯表示をご確認ください。

平成 28年12月1日に新洗濯表示に変更されました


新しい国際規格に合わせた新洗濯表示のデザイン、ご覧になられましたか? 旧デザインに慣れていると「これは洗濯機は不可?手洗い必須なの?」と悩まれる方も多いのではないでしょうか。つくるパジャマでは、洗濯表示だけでなく、概要を文字で記載しております。お洗濯される際にご確認ください。
消費者庁の新洗濯表示についてはこちら▶

取り扱いのコツ

洗濯について

洗濯表示にしたがいお洗濯してください。洗濯機などで回転を強くかけると、色落ちしやすく縮みも発生してしまう場合があります。縮むのを防ぎたい場合は、洗濯機より手洗いするほうが安心です。手洗いは縮みを減らし、繊維を長持ちさせるコツです。

・水温

高温だと色落ちしたり、縮む恐れがあります。必ず30℃以下の水温にして使用する洗剤をよく溶かしましょう。

・洗剤

白っぽくなりやすいため、蛍光増白剤入りの洗剤の使用は避けたほうがいいでしょう。洗剤が残っていると酸化してシミの原因になります。

・洗濯ネットにいれる

強い揉み作用で毛羽立ちやすいので、揉み洗い、擦り洗いは避けてください。洗濯ネットに入れて洗えば、余計な負担をかけません。汚れた面が外になるようにたたんで入れれば、汚れも落ち、ピリング防止にもなります。

・洗い方

リネンは濡れると硬くなり、洗濯時や脱水時の回転によって摩擦されると毛羽立ちが起こりやすくなります。リネンは綿に比べて汚れが落ちやすいので多少時間を短縮し、水洗いを充分に行って、洗剤を完全に除去してください。縮みや繊維の傷みを防ぐためにも、弱い回転で短時間の手洗いがおすすめです。
1回の洗濯物の量を少量にして多目の水で洗ってください。手洗いの場合は、弱アルカリ性の洗剤でもみ洗いまたは押し洗いをしてください。

・脱水

脱水時間はできるだけ短く。そして脱水後のシワを防ぐため、できるだけ早く取り出し、軽く手でパンパンと整えてから干すと仕上がりがよくなります。この整える作業で実はだいぶかわるんです!

・干し方

直射日光に当てて干すと色あせの原因になるので、表示通りに日陰の吊干、または平干をします。乾燥機はご使用にならないで下さい。生地が傷んだり縮みの原因となります。
無理なくシワをのばし衿、前立て、袖などの形を整えて干してください。強い脱水は、シワの原因となります。

・アイロン

完全に乾燥してしまうとシワが伸びにくいことがありますので、霧を吹くなど湿り気を与えてアイロンを掛けるか、スチームアイロンをご使用ください。半乾きの状態で少し引っ張りながらアイロンがけしたほうが、縮みもだいぶ解消されます。

まとめ

独特のシャリ感と清涼感で人気のリネン。細番手のリネンやガーゼ織、やわらかい加工が施されているリネン。綿と麻の混紡など麻独特のチクチク感が軽減されているリネン商品もたくさんでております。1年中リネンパジャマをお使いの方もたくさんいらっしゃいます。長く愛用頂くために正しいお手入れを心掛けましょう。

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