つくるパジャマ > パジャマペディア > 生地ものがたり > エジプト綿GIZA パジャマの豆知識

パジャマペディア

繊維、生地などの素材のこと。睡眠、健康のお話までパジャマ、睡眠百科事典です。

エジプト綿GIZA パジャマの豆知識

世界三大コットンのひとつ、エジプト綿「GIZA」。生産量が少なく、希少性が極めて高い。他のコットンのパジャマと比べて、何がどうすごいのかなどご紹介します。

 

 

1.世界三大コットンとは?

スーピマ綿・新疆綿・エジプト綿


一つ目は、アメリカ南西部で作りだされたスーピマ綿(ピマコットン)。某アパレルブランドのTシャツにも使われ、耳にされた方も多いのではないでしょうか。
二つ目は、中国西北部の新疆ウイグル自治区で栽培された新疆綿(しんきょうめん)。その中でもトルファン地区で生産されるトルファンコットンは高級格とされています。
三つ目は、エジプトで採取されるエジプト綿。中でもGIZAがエジプト綿の代表格です。世界三大コットンの中でも最も希少性が高いと言われています。
ちなみに、世界三大コットンよりも上、コットンの最高級とされるのが海島綿(シーアイランドコットン)です。カリブ海の一部の地域で栽培され、16世紀後半に英国王室に献上され、貴族を虜にしたと言われています。非常にデリケートで生産管理が難しく、一般の綿の10万分の1しか生産できないことからその希少性が分かります。

2. エジプト綿「GIZA」って何?

GIZA(ギザ)はエジプトの地名で、そのまま綿の品種(ブランド)名になった


エジプトで採取されるコットンの総称をエジプト綿と呼び、GIZAはエジプト綿の種子名称、つまりブランド名で、ナイル川流域のギザ地方が名前の由来になっています。種の開発順に番号がつけられ、特にGIZAの中でもGIZA45は最高の出来と言われ、今ではめったにお目にかかれません。

3. なぜ「GIZA」は希少性が高いの?

品種改良によって作るため、品質の安定が難しい

わたの作付による生産量の問題など色々な理由が挙げられますが、一つにはGIZAが品種改良によって作られていることがあります。イチゴのとちおとめなどと同じで、同じ畑で品種をかけあわせて出来たもの(突然変異も含め)の中から良い品種を選ぶ方法です。デメリットとしては、毎年、一定の品質を保てないということです。ですので、GIZA45が最高級とされ、それ以降、それを超えるものが作れなかったり、出来が悪い年は流通が減るといったことが起こります。
このような品種改良という方法ではなく、インド綿で有名なブランド「スビン」などは異種の組合せ、いわゆるハイブリッド、混血の方法をとっています。夕張メロンなどと同じで別の畑をそれぞれ作っておいて、決まった異種を毎回交配させるという方法です。交配させるための異種の畑だけをわざわざ作るという大変な手間が発生しますが、毎回ほぼ同等の品質のものが作れるというメリットがあります。

4.「GIZA」パジャマの特徴は?

とろりとした滑らかな肌触りと美しい光沢


エジプト綿GIZAは綿ロウ成分(植物性の油脂)を豊富に含んでいるので、とろりとした滑らかな風合いとシルクのような美しい光沢が特徴です。もちろん、肌触りや光沢は原料の綿だけでなく、糸や織り方などによって大きく特徴が異なってきます。糸は細い方が柔らかく、光沢が出て、織りはサテン織りがつるっとした肌触りで、綺麗な光沢が出ます。GIZAのパジャマで細番手糸のサテン織りが多いのは、その特徴を最大限生かすためだということが分かります。

 

5.超長綿とは?

平均繊維長35mm以上の綿花や、その綿花で紡績された糸が超長綿

21mm以下のものを短繊維綿、21mm~28mm未満のものを中繊維綿、28mm以上のものを長繊維綿、この長繊維綿の中でも 平均長35mm以上のものを超長綿と言い、希少価値の高いものとされています。GIZAが全て超長綿というわけではありません。種類によって長繊維綿であったり、超長綿であったりします。

 

6.まとめ

同じGIZAでも様々、こだわる方はお店に問合せを!

いかがでしたか?エジプト綿のGIZA自体、希少性が高く、さらにGIZAの中にも色々な品質のものがあります。実はつくるパジャマのエジプト綿もGIZAブランドしか使用していませんが、GIZA88であったり、GIZA86と88の混合であったり、さらには長綿、超長綿であったりと様々です。(なので、超長綿であることはあえて謳っていません)個人的な感想ですと、実際品質の違いはほぼ変わらないと思いますが、かなりこだわりのある方はGIZAの中でもどのようなクオリティーなのか販売元に問い合わせされることをおすすめします。

関連記事はこちら