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綿のお洗濯、お手入れについて

日本における綿の歴史は古く、平安時代初期に編纂された日本後紀までさかのぼるそうです。いまの愛知県にインドによりもたらされましたが、1年で衰退。連続して栽培され一般的になるのは、16世紀以降とされ、江戸時代になると各地に綿花の大生産地帯が形成され、急速に栽培が拡大していきましたが、明治以降、国の政策により綿布の生産が強化され1930年代には綿布の輸出量が世界一となりました。日本史でもでてきましたね!しかし安価なアジア産の綿布に押され、生産量は減少、統計上の国内自給率は0%となっています。ただ日本人はやはりなんといっても綿が好き! 綿100、日本製のものを探されてご来店されるお客様が多いのは事実です。そんな綿。今更ですが、縮みます。家庭用乾燥機が普及しガンガン乾燥機をかけられる方もいらっしゃいますが、小さくなっていませんか? 今一度、洗濯方法やお取り扱いを確認してみましょう。

綿のデメリット

繊維や生地の特質によっておこる収縮

基本的に綿は水を含んで乾くと、多かれ少なかれ縮みます。中空繊維のため、「水を吸うと膨れる」といった性質があり、繊維の直径が20%近く大きくなり体積が増えます。太くなった糸は、長さが短くなり、その状態のままで乾くと以前より縮む性質があります。また綿繊維はもともとねじれており、それを人工的に引き延ばしして生地にしています。そして、水につけると元に戻ろうとして縮むといった繊維の運動によって、生地が縮みます。

寸法変化率の見方

製品のタグもしくは商品ページ内にて確認を

寸法変化率が-2%(洗うことで2%縮みがある)と記載されていたら100cmの生地は洗うことで98cmになってしまいます。つくるパジャマでは商品ページのサイズ表の下のあたりに寸法変化率を記載しております。サイズ表はお洗濯前の寸法ですのでご注意ください。寸法変化率は第三者機関のデータの場合もありますが、生地メーカーの独自のデータの場合もございます。またご家庭でのお洗濯状況や干し方などによって、必ずしも一定ではございません。繊維製品は公共製品と違うため、誤差がどうしても生じてしまいます。

 

平成 28年12月1日に新洗濯表示に変更されました


新しい国際規格に合わせた新洗濯表示のデザイン、ご覧になられましたか? 旧デザインに慣れていると「これは洗濯機は不可?手洗い必須なの?」と悩まれる方も多いのではないでしょうか。つくるパジャマでは、洗濯表示だけでなく、概要を文字で記載しております。お洗濯される際にご確認ください。
消費者庁の新洗濯表示についてはこちら▶

洗濯のコツ

縮ませないための4つのポイント

同じ綿でも編み物か織物か、糸の撚り方などで縮み具合は変わってきます。最初の洗濯がよく縮み、1回縮んだらもう縮まないのではなく、洗濯毎にほんの少し縮んでいきます。普通の洗剤よりは「ハイジア」「ナノックス」などの中性洗剤の方が縮みは少なくてすむようです。

1.洗濯ネットに入れる

洗濯機の水流は意外と強く、縦型の場合はほかの洗濯物とひっぱりあい、ドラム式は回すだけじゃなくたたきつけられるので洗濯物も早く傷んでしまいます。洗濯ネットに入れて洗えば、綿生地に余計な負担をかけません。
汚れた面が外になるようにたたんで入れれば、汚れも落ち、ピリング防止にもなります。

2.弱水流で洗う

「ドライコース」「手洗いコース」「ソフトコース」など、できるだけ弱い水流で洗いましょう。最近はスマホよりも小さい懐かしい洗濯板も販売されています。やさしく手洗いもいいかもしれませんね。

3.脱水は軽めに

脱水時間はできるだけ短く。そして脱水後のシワを防ぐため、できるだけ早く取り出し、軽く手でパンパンと整えてから干すと仕上がりがよくなります。この整える作業で実はだいぶかわるんです!

4.熱を加えない

乾燥機(タンブル)は厳禁。長い間熱を加え続けるのは絶対に避けてください。お風呂の残り湯程度なら問題ありませんが、使うなら30℃以下のぬるま湯くらいにとどめておきましょう。また乾燥機は使わず外干しにするか、部屋干しで乾かしましょう。


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まとめ

ウールやシルクはドライで洗いますが、綿はふつうにバンバン洗ってしまいますよね。でもこれだけは!っという綿素材のものも、丁寧に洗ってあげると製品への愛着もかわってきます。パイルなどの吸水性を重視するものは、石油系柔軟剤を使うと膜が出来て吸水性が悪くなる場合もあります。長く愛用頂くために正しいお手入れを心掛けましょう。

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