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繊維、生地などの素材のこと。睡眠、健康のお話までパジャマ、睡眠百科事典です。

快眠のためのパジャマの色の選び方

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この記事の監修者岩本悠資
所属:岩本繊維株式会社 代表取締役
出身:1983年10月 京都生まれ
経歴 同志社大学経済学部卒業。
広告代理店入社、営業部配属。
岩本繊維入社後、日本全国の寝具専門店、家具店などの小売店への卸営業活動を経て、自社ECサイト「Living Mahoroba楽天店」「つくるパジャマ」オープン。睡眠健康指導士のアプローチで快眠に関する知識や寝装品、 パジャマ選びなどの情報をブログで発信。
資格
趣味 寝ること、育児、音楽鑑賞、お酒

快眠に色を取り入れるといっても、寝具に?寝室に?パジャマに?もしかして、食べ物?
私たちの周りには色があふれていて色のない世界など想像もできません。
生活の一部となっている色の与える影響が私たちにどんな関係があるのか少しお話させていただこうと思います。

1.温度も違って感じる

「暖色」と「寒色」

暖かみを感じさせる「暖色系」と冷たさを感じさせる「寒色系」ですが、
2つの心理的温度差は3℃あると言われています。言葉だけではその差はわかりにくいかもしれませんが、
暖色と寒色の温度差がよく表れているエピソードが・・・。
「ある会社の食堂では、壁の色に寒色系の色を使っていたところ、寒い。と苦情が続出・・・。
温度を上げても一向に苦情は収まりません。そこで壁の色をオレンジっぽい色に変えてみたところ、
今度は暑いと上着を脱ぐ人が増えたそうです。そこで、暖色系の壁で、以前より温度を下げたところ、
快適に食事ができるようになり、問題は解決したそうです。」

キッチンやダイニングにオススメの色

黄色やオレンジなどの暖色系で使う色は少なめに。
調理をするときも食事をするときも、快適にすごしたいですよね。キッチンダイニングは、楽しく、かつリラックスできる空間づくりを目指しましょう。
そのためにふさわしい色は暖色系。ただし、料理が主役になるダイニングも、調理器具や食器などモノが多いキッチンも、色の数が少ない方がすっきりします。
1.2色に絞ってそれで統一するといいでしょう。気分良く調理するために、キッチンは自分の好きな色で統一するのも一つのアイデアだと思います。

不眠に効く食べ物

本当は疲れていてぐっすり眠りたいのに、なかなか寝付けない・・・十分な睡眠は健康にいるためにはもっとも欠かせないもの。
本格的に体調を崩さないためにも、ぜひ紫の食べ物を食生活に取り入れてみてください。
茄子をはじめとした紫色の食材には、自律神経を安定させ、脳を休ませる効果があります。
就寝前にラベンダーティーを飲んだり、紫のフルーツを少し口にすれば、緊張が解きほぐれて安眠につながります。
ちなみに中国には、10日間、ブドウだけを食べて体内を浄化させる健康法もあるそうです。

紫にはヒーリング効果も期待ができます!

2.寝室にオススメの色

ベストカラーは青

ぐっすりと眠り、一日の疲れをリセットする場所はやはり寝室。その寝室に求めるのは、落ち着いた静かな空間だと思います。
快適な睡眠のためのベストカラーは青。気持ちの高揚を抑えてくれるスカイブルーや水色といった色のカーテンやファブリックがおすすめです。不眠症の人はサックスブルーなどのタオルを目元に充ててベッドに入ると、かなり効果があります。しかし青は、鎮静効果だけではなく、実際に体温も下げてしまうので、冷え性の人は、パジャマなどの体に近い所に寒色はひかえてください。その代わり、暖かみのある色や、ベージュ系がおすすめです。

避けたい色は赤

暖色系でも避けたい色は赤で、神経を興奮させてしまうので使うとしてもごく小さなアクセントとして使われることをお勧めいたします。

こんな願いも可能!かも

冷静な判断力&インスピレーション能力を高めてくれる青が、いい出会いを導いてくれます。
リビングや寝室のカーテンやファブリック類をブルーにすれば、合コンで判断ミスもなくなるかも。

3.まとめ

色を改めて見直し、色の持つパワーを毎日の生活に生かしてみるのはいかがでしょうか。
普段の洋服では着れないような色でもパジャマで着用してみる。
そうするとまた違った自分発見があるかもしれません。

参考文献:書籍番号ISBN978-4-522-42109-3 C2070

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