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パジャマペディア

繊維、生地などの素材のこと。睡眠、健康のお話までパジャマ、睡眠百科事典です。

不眠症自己判断テスト

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この記事の監修者岩本悠資
所属:岩本繊維株式会社 代表取締役
出身:1983年10月 京都生まれ
経歴 同志社大学経済学部卒業。
広告代理店入社、営業部配属。
岩本繊維入社後、日本全国の寝具専門店、家具店などの小売店への卸営業活動を経て、自社ECサイト「Living Mahoroba楽天店」「つくるパジャマ」オープン。睡眠健康指導士のアプローチで快眠に関する知識や寝装品、 パジャマ選びなどの情報をブログで発信。
資格
趣味 寝ること、育児、音楽鑑賞、お酒

季節の変わり目、体調の変化で眠れなかったり、朝方に肌寒くて起きてしまったり、ついつい夜更かしして眠るタイミングを逃してしまったり・・・。これが続くと体がだるかったり、昼間つい、うとうとしてしまいます。

私は、もう何十年も前になりますが、実際に不眠症になり受診、休職したことがあります。

「これってホントは不眠症?」─自己診断テストで不眠症かどうか確認してみませんか?

1. 不眠症自己診断テスト

・すぐ眠れた【0点】
・寝付くまで少し時間がかかった(60分以内)【1点】
・なかなか寝付けなかった(60分以上)【2点】

・一度も目が覚めなかった【0点】
・1,2度目が覚めて、朝までなかなか寝付けなかった【1点】
・夜中に目が覚めて朝まで眠れなかった【2点】

・ぐっすり眠った【0点】
・眠りが浅かった【1点】
・ほとんど眠れなかった【2点】

・見なかった【0点】
・少し見た【1点】
・一晩中見ていた【2点】

・いつもの時間に目覚めた【0点】
・少し早く目覚めた(2時間以内)【1点】
・かなり早く目覚めた(2時間以上)【2点】


・いつもと同じ【0点】
・いつもよりやや気分が悪い【1点】
・気分が非常に悪い【2点】

・いつもと同じ【0点】
・少しだるい。あるいは少し頭が重い【1点】
・非常にだるい。または非常に頭が重い【2点】

・7時間以上【0点】
・4~7時間【1点】
・4時間以下【2点】

・いつもと同じ【0点】
・いつもよりやや気分が悪い【1点】
・気分が非常に悪い【2点】

・いつもと同じ【0点】
・少しだるい、あるいは少し頭が重い【1点】
・非常にだるい、あるいは非常に頭が重い【2点】

※引用「頭がいい人」の快眠生活術

2. 診断結果


上のテストの合計点は何点でしたか? 合計点が不眠の度合いを示します。8点以上の場合は不眠症が疑われます。週に2~3回は眠れないという自覚があったり、点数が8点以上の場合は専門医(心療内科)などの受診をしてみてはいかがでしょうか?

3. 改善方法


眠れなくても寝床で横になっていると体は休まるからというのが通説でしたが、眠れないときは思い切って寝室をでてみましょう。あくまでも”寝室=眠れる場所”という定義をうえつけることが大事です。

足を冷やすと本格的に覚醒してしまいますので、寝室を出るときは、スリッパや靴下を履いて足元を冷やさないように注意してくださいね。

私が実際に行っている改善方法とは

少し体が冷えていると感じたら、ホットミルクなどを飲んで、ぼーっと一息ついて、トイレをすませてから寝室に入ると私の場合は眠れなかったことが嘘のように、いつの間にか寝てしまっています。季節の変わり目は、睡眠時のパジャマでは気温の変化に対応できない時期もありますので、目が覚めた時は1枚上に羽織ったり、違うパジャマに着替えたりします。

実際、睡眠の習慣はひとそれぞれ。年齢を重ねると以前のように睡眠時間8時間は必要ないなと実感します。そして「6時間寝れたらOK!」と睡眠へのハードルを下げてやることも精神的に楽になり、不眠症再発の防止につながっていると思います。

4. 不眠症と診断された時

発症

何十年も昔になりますが、私は大手証券会社の窓口で働いておりました。少し仕事にも慣れた入社1年目の秋、いつもと同じ時間に寝室に入り眠ろうとするのですが、体は疲れてクタクタになっているにもかかわらず眠気が襲ってこないのです。

今までそんな経験はしたことがなかったのですが、どんどん眠れないことが気になって余計目が覚め、家族はみな寝静まっていましたが2時か3時に起きて、それからずっと出勤までテレビを見ているという日々が1か月ほど続きました。

受診


食欲もなく、体もだるい。1日お休みをとって、総合病院に電話すると心療内科を受診するようにということでした。

今考えると、本当にそれが原因だったかわかりませんが、そのころ売り上げもよく、職場で新しいマーケット開発部が立ち上げられることになり、そこに配置された後でした。しかもあまり相性の良くない上司と一緒にやることになったのです。新人の業務で朝、朝刊が届く前に家をでることも、「早く起きなければ!」という強迫観念があったのかもしれません。

入社1年目ということで、心療内科の先生も仕事だろうと目安をつけておられたのでしょう。とにかく1か月ほど休みをとっては?というアドバイスと診断書、睡眠薬が処方されたのです。

仕事との折り合い

まだ1年目ということもあり、私も仕事よりも体が大切だと感じていたので、退職を視野にいれた会社との話し合いの結果、休職と配置転換で落ち着きました。結局1か月たつ前に睡眠薬を飲まずに睡眠をとることができるようになりました。理解ある職場だったのかどうかはわかりませんが、その後、再発することなく10年近く勤め上げることができました。

5. まとめ

ストレス耐性が弱い私は、不眠症以外にもアレルギー発症、じんましん発症などいろいろな体験をしております。それらをへて、今大切に思うことは、いやなことがあったり、気分が落ち込んだりした際に自分でお休みをとったり、ご褒美をあげたり、新しいことをして思い悩むことを一瞬でも忘れること。眠れない時の対処法を1つもっておくとお守りがわりになって安心ですよ!

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