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寝汗に最適なパジャマは何ですか?

寝汗に最適なパジャマとは

つくるパジャマ店長の岩本です。
今回は「寝汗に最適なパジャマとは?」についてお話します。

寝汗に最適なパジャマはリネンなどの麻素材のものです。
汗を吸ってから拡散して乾かす「吸汗速乾性」が綿やガーゼ、タオル素材と比べて非常に優れています。
また麻には特有のシャリ感があるため、肌にべたつきにくい特徴があります。
さらにQ-Max値(接触冷温感、触ったときのヒンヤリ感)も高いため、汗をかきやすい夏場に最適な素材です。

ちなみにポリエステル素材は速乾性が最も優れた素材ですが、これは吸水性・吸湿性がほとんどないためです。
つまり、汗や湿気自体を吸わずに通過しているだけなので、結露となって体を冷やす危険性があります。
さらに吸水性・吸湿性がほとんどないということは蒸れてしまうため、パジャマには不向きと言えます。

当店フランスリネンの吸汗速乾性データ

  • 吸汗速乾性:Drying rate 1.83%/分・Drying time 49.4分
  • Q-Max値:0.253 W/c㎡

他素材の吸汗速乾性データ

・綿1重ガーゼ:Drying rate 1.47%/分・Drying time 61.2分
・綿2重ガーゼ:Drying rate 1.62%/分・Drying time 56.2分
・綿3重ガーゼ:Drying rate 1.67%/分・Drying time 55.6分
・綿スムースニット:Drying rate 1.21%/分・Drying time 74.7分
・ニットキルト:Drying rate 0.88%/分・Drying time 102.9分
・両面パイルニット:Drying rate 0.79%/分・Drying time 116.4分

※吸汗速乾性は綿織物の場合は60分、綿編物の場合は65分未満で優れています
※Q-Max:0.2w/c㎡以上でヒンヤリ感を感じます
※ユニチカガーメンテック社に試験依頼

冬用などの厚みのある生地は水分が拡散しづらく乾きにくいという傾向があります。
綿ガーゼも吸汗速乾性に優れていますが、リネンが最も優れているという結果が出ています。

他にも夏向けのパジャマを選ぶ指標としては、「吸放湿性」「通気性」などもありますが、寝汗に関しては、「吸汗速乾性」「Q-Max」が特に大切です。

    岩本悠資
    1983年10月・京都生まれ
    同志社大学・経済学部卒。上級睡眠健康指導士。
    寝装品メーカー「岩本繊維株式会社」に入社後、心地よい肌触りで快眠できるパジャマに最適な素材を日々研究中。
    2017年11月にオーダーパジャマ専門店「つくるパジャマ」を開店
    趣味
    寝ること、育児、音楽鑑賞、お酒

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