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作務衣がおすすめな理由と人気10選

作務衣のおすすめ10選

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この記事の監修者岩本悠資
所属:岩本繊維株式会社 代表取締役
出身:1983年10月 京都生まれ
経歴 同志社大学経済学部卒業。
広告代理店入社、営業部配属。
岩本繊維入社後、日本全国の寝具専門店、家具店などの小売店への卸営業活動を経て、自社ECサイト「Living Mahoroba楽天店」「つくるパジャマ」オープン。睡眠健康指導士のアプローチで快眠に関する知識や寝装品、 パジャマ選びなどの情報をブログで発信。
資格
趣味 寝ること、育児、音楽鑑賞、お酒

作業着としてはもちろん、部屋着・ルームウェア、寝間着・パジャマとしても使える作務衣。
今回は作務衣の特徴と選び方、季節ごとのおすすめの作務衣をご紹介したいと思います。

1.作務衣(さむえ)とは

元々は僧侶が作業を行うときに着る衣のこと

「作務衣」と書いて、「さむえ」と読みます。
「さむい」という読み方でも間違いではありませんが、「さむえ」の方が一般的で、元々は、禅宗の僧侶が務め、日々の雑事(作務)を行うときに着る衣のことを作務衣といいます。

掃除
僧侶が掃除や薪割り、畑仕事など寺院を維持するための労働を行う時に着用し、作業着であるため、正式の坐禅や法要の時にはもちろん着用しませんが、つくるパジャマでは、時折「お寺で着たい」とご相談をいただき、ご購入いただくこともございます。

最近では、ちょっとそこまでのお出かけ着や、作業着、部屋着、寝間着など幅広く人気が出てきており、若者や女性でも作務衣を着る人が増えてきています。素材やサイズ感によっては、ルームウェアやパジャマとしてだけでなく、ファッションの一部として楽しむことができるのも作務衣の魅力の一つです。

2. 作務衣の特徴

前合わせデザインで、くつろいで着用できる


本来、禅宗の僧侶が作務を行う時に着るもの全般をさし、特定の形が決まっているわけでありませんでしたが、作務衣といえば現在では前合わせで紐(ひも)で結ぶデザインのものがほとんどです。もともと作務を行うときに着るものであるため、動きやすさも抜群です。
また、紐の結ぶ位置でサイズ感をある程度調整ができる分、バストなども窮屈でなく、くつろいで着用できるところも作務衣の魅力です。
さらに、サイズ調整がしやすいのはもちろん、脱ぎ着も簡単なので入院パジャマとしても人気です!日々おなかのサイズが変わってしまう妊婦さんのマタニティパジャマにもおすすめ。妊娠中から産後まで、長くお使いいただくことができます。さらに前合わせなので、肌寒い時などはガウンのようにパジャマやルームウェアの上から羽織ることができて便利です。

下に着こめるので、温度調整ができる

夏には涼しく作務衣一枚で、春秋などの季節で少し肌寒い日はTシャツを作務衣の下に着ることでシーズンや日によって温度調整ができるので便利です。下に着こむことができるのは、融通をきかせて着られる作務衣ならではですね。
Tシャツを首元からちらりとのぞかせるのも清潔感があって良いのですが、もうワンランク上の着こなしがしたい方は、作務衣用肌着(下着)を重ね着するとより上品な印象になります。作務衣と作務衣下着で同系統の色を選ぶと統一感があっておしゃれに決まります。
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作務衣下着作務衣スタイルを格上げ!
重ね着でオシャレな作務衣下着

 

作務衣の下に重ねて着ていただける作務衣下着のラインナップ。作務衣とコーディネートすることでよりおしゃれに作務衣スタイルをお楽しみいただけます!

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3. 作務衣と甚平の違い

作務衣と似たデザインで夏に人気なのが甚平です。
一見すると、袖とズボンの長さが違うだけの用にも見えますが、実は作務衣と甚平には様々な違いがあります。

デザインの違い

一般的に甚平は、肩の部分に隙間を作ることで、風通しを良くするための工夫がされていますが、冷房の効いた部屋で過ごすことも多い現代では寒く感じることも。
つくるパジャマの甚平は肩部に隙間がないデザインで、冷房の効いた部屋で過ごすときや少し肌寒い夜の外出時でも着られます。

作務衣と甚平の違い

着用時期の違い

甚平は夏に着用することを想定し涼しく軽い夏用素材で作られており、着用する時期が限られています。一方で、作務衣は長袖長ズボンであるため、素材によってはオールシーズン着ることができます。また、くつろぐことを目的とした室内着である甚平に比べ、作業(作務)を行うために着られていた作務衣は、作業しやすいよう袖と裾にゴムを入れられるようになっているのも特徴です。

甚平商品一覧夏のリラックススタイルに!
メンズ・レディース甚平

 

作務衣と似たデザインで夏に人気なのが甚平です。どこか懐かしさも感じる甚平もパジャマや部屋着に選ばれる方が多く人気のデザインです。また、つくるパジャマなら豊富な素材をご用意しているので、きっとお気に入りの一着が見つかる!

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4. 作務衣のデザインの選び方

作業に便利な袖口ゴム仕様

作務衣を着て、家事、飲食、庭掃除などの日常的な仕事から、書道、陶芸、畑仕事、整体、旅館業や職人的なお仕事など、何か業務を行う場合はゴム袖仕様が便利です。
つくるパジャマの作務衣の上着の袖口、ズボンの裾口にゴムが基本的には入っていませんが、簡単セミオーダーメイドサービス

  • 上着袖ゴム:いれる(+500円 税抜)
  • ズボンすそゴム:いれる(+500円 税抜)

を選ぶだけでゴム仕様のデザインの作務衣にすることができます。

おしゃれに着たい場合は筒袖デザインがおすすめ

作業をするのに便利なゴム袖に対し、ちょっとそこまでのお出かけや、急な配達や来客にも対応できる部屋着としては、筒袖のデザインがおすすめです。
和装のような上品な雰囲気のある作務衣は、一般的なルームウェアやパジャマなどを部屋着にするよりもきちんとした格好に見えておしゃれで好印象です。

5. 作務衣の素材の選び方

着心地の良さなら綿100%の天然素材がおすすめ

作務衣の生地といえば、綿100%であっても、しじらやブロード、シャンタンなど、

  • シャキっとしっかりしている
  • 硬めでシャリ感がある

そんな素材のものを使っていることが多いです。

つくるパジャマの作務衣は、

  • 柔らかく肌触りがよい
  • さらっと滑らかな肌触り

そんな素材のものが中心なので、従来の作務衣に比べ、
リラックス感があり、着心地が気持ちいい天然素材を使用しているのが特徴です。パジャマとして快適にお過ごしいただけるように、着心地だけでなく通気性や放湿性にも優れた素材をお選びいただくと就寝時も心地よくお休みいただけておすすめです。

肌触りの良い素材

夏の作務衣スタイルはこれ!麻素材

夏場でも作務衣を楽しみたい方におすすめなのが、麻素材の作務衣です。その特徴は、

  • シャリ感があってべたつきにくい
  • 優れた吸湿性、吸水性、耐久性、抗菌性

と夏の作務衣にピッタリな機能性があります。また、麻の持つ独特な雰囲気は作務衣の雰囲気とも相性がよく夏には特に人気の素材です。

麻素材

業務用など、お手入れのしやすさならポリエステル素材を

綿などの天然素材は、

  • シワなどになりやすい
  • 冬場は厚手の生地は乾きにくい
  • リネンサプライ、クリーニング代のコストが高くつく

こういったデメリットがあります。
ホテル・旅館などの宿泊施設や、整体や飲食店などのユニフォーム(制服)として使用される場合は扱いやすく、お手入れしやすいポリエステルなどの化学繊維がおすすめです。

6. 季節ごとのおすすめ作務衣

夏は涼しい綿100%の1重ガーゼ作務衣

こちらの作務衣の特徴は、

  • 抜群の通気性で蒸れずに涼しい
  • 驚くほどの軽さ(一般的な作務衣の約半分の重量)
  • 和晒製法ならではの柔らかさ
  • 綿100%だから優れた吸湿性、吸水性

とにかく肌触りが気持ちいい。さらに洗濯するほどにふわふわ柔らかく、肌になじむ感触。
軽くて涼しく、抜群の通気性で蒸れない。夏におすすめの作務衣です。

【お客様のお声】
・作務衣が好きでこれまでも他社製品を着ておりましたが、裾さばきが悪かったので、オプションで裾にゴムを入れる事が選択できるなど、とてもきめ細やかだと思います。

夏はシャリ感抜群の近江ちぢみ作務衣

こちらの作務衣の特徴は、

  • シャリ感抜群でべたつき軽減
  • 独特のシボ感があって肌に張りつきにくい
  • わたから染めたトップ糸使用で高級感のある見た目
  • 優れた吸放湿性、吸水性、軽量性
リネンパジャマの豆知識

蒸し暑い日本の夏にピッタリ!ひんやり涼しい麻だから汗をかいてもべたつきにくく爽やか。軽くサラサラと心地よい、夏におすすめの素材です。

麻のチクチクが苦手な方におすすめなフランスリネン作務衣

こちらの作務衣の特徴は、

  • クールクラッシュ加工で麻とは思えない柔らかさ
  • 麻ならではの接触冷感でひんやり心地よさ
  • 麻ならではのシャリ感でべたつかない爽やかさ
  • 60番手糸を使用し、麻とは思えない軽さ
  • 麻は天然素材の中で最も優れた吸放湿性、吸水性

高価ですが、とにかく機能性抜群のリネン。
60番手の極細の糸を使用し、クールクラッシュという洗いほぐし加工をしているので、麻はチクチク感、シャリ感があるから苦手という方にもおすすめの作務衣です。

春秋は適度な保温性の綿100%ダブルガーゼ作務衣

こちらの作務衣の特徴は、

  • 通気性がよく、適度な保温性がありつつも蒸れない
  • 和晒製法ならではの柔らかさ
  • 洗濯するほどにふっくらふわふわ肌になじむ

目の粗いガーゼを2枚重ねて部分的に接結して織りあげているため、ガーゼとガーゼの間に空気層ができ、適度に保温性がありつつも、通気性に優れているため、熱がこもらず蒸れません。

【お客様のお声】
・着た瞬間から、身体がほどけていくのが分かりました!肌触りがよく、その晩すっごくよく眠れました!
・もはやパジャマと言うより、パジャマにもなる普段着という感じです。

春秋は適度な保温性のスーピマ超長綿100%サテン作務衣

こちらの作務衣の特徴は、

  • 美しい光沢と滑らかな肌触り
  • 80番手の極細糸だから軽い(一般的な作務衣に比べて30%軽量化)
  • 綿サテンならではの美しい光沢。

世界三大コットンの一つ、スーピマコットンの超長綿を80番手の極細糸にすることで、
シルクのようなとろけるような肌触りが特徴です。
身に付けるだけでラグジュアリーな気分になれる大人の作務衣です。

ホテルライクな雰囲気のブロックチェックサテン作務衣

こちらの作務衣の特徴は、

  • 昼夜織りで表情豊かな格子柄
  • 長綿を贅沢に使用したしなやかでソフトな肌触り
  • 上品さの残る程よい光沢

ブロックチェックサテン生地
昼と夜のコントラストのような光沢差のある格子柄でモダンな雰囲気に。おうちでのリラックスタイムをホテルライクにしてくれる高級感ある素材です。

入院着としてもおすすめ!両面パイルニット作務衣

こちらの作務衣の特徴は、

  • コットン100%の両面パイルニット生地
  • さらっとソフトなタオルのような肌触りでべたつきにくい
  • ニット生地だから伸縮性抜群で快適

眠れる、動ける、伸縮性抜群の作務衣で就寝時も作業時も体を締め付けず快適!オール綿100で蒸れにくく、適度な保温性もあるので環境次第でオールシーズンご着用いただけます。また作務衣は前合わせで脱ぎ気がラクチンなので、入院着や介護される方にもおすすめの素材です。

冬は温かい綿100%3重ガーゼ作務衣

こちらの作務衣の特徴は、

  • 温かくても通気性がよく蒸れない
  • トリプルワッシャーで特別ふっくら、柔らか
  • 洗い加工で使いこんだようなシボ感が◎

綿100%の3重ガーゼをトリプルワッシャーという洗い加工をすることで、さらにふっくら柔らかにしています。
ガーぜとガーゼの間の空気層が保温性を高め、毛布並の温かさというデータがとれています。
また抜群の通気性で温かくても蒸れないのが、最大の特徴です。

【お客様のお声】
・オプションで袖や裾にゴムを入れましたが、締め付け等なくゆったり着られて暖かいです。
・高齢の父は一日中寝間着でベッドで過ごしています。外出時に、作務衣だと洋服に着替えずに出かけられるので、楽で助かると言っています。

ムースのような滑らかな肌ざわり。コットンムース作務衣

こちらの作務衣の特徴は、

  • 冬の敏感肌にやさしい
  • 伸縮性抜群!寝返りもらくらく
  • 肌沿いがよく、体温を逃さない

なんといっても肌ざわりのよいコットンムース。肌にぴったり吸い付くので、寒い冬も体温を逃しません。肌沿いがいいので寝返りもらくらく。まさに眠れる作務衣!ふっくらもっちり、滑らかなニットで敏感肌さんも安心です。

蒸れにくく極暖!ニットキルト作務衣

こちらの作務衣の特徴は、

  • ナイロンウーリー糸の3層構造
  • ストレッチも効いていて快適!
  • ボリューム感のあるくしゅふわ生地

暖かさの秘密はナイロンウーリー糸をふくむ3層構造。保温性に優れているだけでなく、吸放湿性にも優れているので、あったかいのに蒸れにくい!また、ほどよいシワ具合、ボリューム感がありながらも伸縮性もあるので、より快適にお過ごしいただけます♪

作務衣商品一覧ガーゼやリネンなどの心地よい素材
メンズ・レディース作務衣

 

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