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夏でもパジャマは長袖、七分袖がおすすめの理由

寝苦しい暑い夏の夜、半袖のTシャツや短パン、もしくは下着だけで寝ているという方はちょっと要注意かもしれません。年々暑さが増す昨今、夏の快適な睡眠方法も変化してきています。今回は夏を健康的に過ごすためにも、夏こそパジャマは長袖、七分袖が実はおすすめの理由をご紹介します。

 

 

1.夏は冷房を入れて寝ましょう

26~28℃設定で、直接風があたらないようつけっぱなしがおすすめ

冷房を入れると体がだるくなる、寒すぎるといった理由で、窓をあけるだけ、扇風機だけで乗り切る方は要注意です。年々暑さが増している昨今、冷房は必須になってきています。政府広報課オンラインでも熱中症対策として、冷房をいれることを推奨しています。除湿では湿度をそこまで下げられないことが多いため、26~28℃設定で涼し室内環境にし、吸湿性の高いパジャマを着ることで湿気を逃がし、蒸れ感をなくしましょう。また、直接風が当たらないよう風向設定や、スイング設定などで調整し、タイマーなどは切れると起きてつけ直しての繰り返しになるので、つけっぱなしがおすすめです。

2. 冷房で身体を冷やしすぎないようにしましょう

肘(ひじ)、膝(ひざ)を冷やさないことがポイント

冷房によって、肘(ひじ)、膝(ひざ)などの関節が冷えすぎると、血行が悪くなり、末端、手足から冷えたり、老廃物もたまりやすくなり、翌朝体がだるく感じる原因にもなるため、冷房を入れるときは出来るだけ長袖や七分袖の上着、ズボンは長ズボン、七分丈のものがおすすめです。幼児やとにかく暑がりな方で長袖では冷房をいれていても汗が大量に出る場合は風通しのよい半袖などを着用しましょう。

3. パジャマを着る方が蒸れずに涼しい

肌の湿気をパジャマが逃がします

人は体温調整のために、睡眠中汗をかきます。その汗はスポーツをしたときにダラダラと流す水分としての汗だけでなく、目に見えづらい湿気としての水蒸気の汗もかいています。この湿気を逃がすのは実はパジャマです。パジャマの素材としてよく使われる綿や麻などの天然素材は吸湿性に優れ、湿気を逃がしてくれます。半袖の方が涼しく快適のように感じますが、実はパジャマが湿気を逃がしてくれるという点からは長袖や七分袖の方が蒸れずに快適です。こちらも室内温度や湿度など環境によって一概には言えませんが、エアコンは除湿ではなく、冷房にして室内温度を下げ、湿気はパジャマで逃がすのがおすすめです。また、ポリエステルやアクリルなどの化学繊維は吸湿性がなく、湿気を逃がさないため、蒸れてしまうので要注意です。必ずパジャマは購入前に綿や麻などの天然素材かどうか確認しましょう。

4.おすすめの長袖長ズボンパジャマ

エアコン等による冷えが気になる方や寝相があまり良くない方は、体温調整のしやすい長袖長ズボンパジャマがおすすめ。手首と足首までしっかりカバーすることでより効果的に冷え対策を行っていただけます!

抜群の通気性と吸水性で夏でも快適な1重ガーゼパジャマ

ふわっと柔らか優しい肌触りの1重ガーゼは、通気性・吸水性抜群で長袖長ズボンでも快適♪

シャリ感抜群!ひんやり涼しい夏の近江ちぢみ麻パジャマ

清涼感のあるシボ加工、べたつかにくいさらっとした肌触りで蒸し暑い日本の夏に最適な麻パジャマ。シャンブレーの雰囲気のあるカラーは爽やかで高級感もあって夏にピッタリ!

5.おすすめの七分袖七分丈パジャマ

長袖長ズボンだと暑いけど、半袖は冷えが気になる。そんな方には肘と膝は隠して安心の七分丈デザインがおすすめ!手首足首が隠れているので見た目も軽やかな印象、家事や洗顔時も邪魔になりません。

チクチク感の少ない特殊加工のやわらかるいフランスリネン七分袖七分丈パジャマ

麻特有のチクチク感が苦手という方にもおすすめのやわらかリネンパジャマ。重いイメージのあるリネンですが、こちらのリネンは細い番手の糸を使用することで約40%も軽量に!自然の色を生かす「天然生成り上染め」で上品な印象です。

細ピッチで大人カジュアル♪先染めサッカーストライプパジャマ

爽やかなポコポコ生地で体にまとわりつかず、さらっと着られるサッカー地。見た目にも涼しいストライプ柄は先染めならではのはっきりしたお色目と細いピッチでかわいくなりすぎず大人のカジュアルスタイルにもおすすめ!

6.まとめ

猛暑は冷房を入れて、天然素材のパジャマで長袖、七分袖がおすすめ

窓を開けて、半袖短パンで寝るというのは昨今の猛暑では熱中症などの原因にもなりかねません。出来るだけ、26℃~28℃設定で冷房を入れて、関節などを冷やさないように長袖、七分袖のパジャマを着用し、綿や麻などの天然素材の生地を選ぶことで、湿気を逃がし、朝まで蒸れずに快適に眠ることをおすすめします。風邪などが流行る冬の健康管理のためにも、夏を健康に乗り切り、免疫力を高めることが大切です。

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